れおぽめです。
今日は、新しいことだけが価値ではないって話をしようと思います。
僕の知り合いにプログラミング能力がすごく高い人がいるんですが、
会社の給料が少なくて、やめようと思ってるって相談をもらったんですよね。
転職して、プログラミングからは足を洗おうとしていました。
それを聞いて、「もったいねぇなぁ」
って内心思ってました。
プログラミング能力って、
ネットビジネスをやる上でかなり強力なスキルの一つです。
みんなツールって大好きですからね。
リストもばんばんとれますし、特典としても使えますし、
それ自体を販売してもOKです。
世の中の雇われプログラマーとか、
ちょっとマーケティングを学んで、
自分のためだけにそのスキルを使ったら、
圧倒的に収入アップします。
先日参加した、懇親会でも色んな人と会いました。
ずっとプログラミングをやってきて、
たいていのツールは作れる、という人もいました。
しかし彼らには共通した悩みがありました。
それは、
「どんなツールを作ればいいのか分からない」というものです。
言われた通りの仕様でツールを作ることはできるけど、
自分がいちから設計するとなると、
ネタが思いつかないということでした。
しかし僕は不思議でしょうがないのです。
何でみんな、新しいものを作ろうとするのでしょうね?
ビジネスをやる上で、新しさって全然重要ではないですよ。
例えば、Xステップというネットビジネスマン御用達のツールを作った
稲葉信さんという方は、Xステップだけで1500人登録者がいるそうです。
少し昔の情報だったので、今は2000人は超えてるんじゃないかな。
月額22000円のツールなので、月の売上は4400万円です。
年間5億2800万円ですね。
とんでもないです。
じゃあ、仮にXステップと似たようなAPIを開発できないのか?
とか考えられますよね。
今からやるなら、それをほんの少し改良して、
新商品として売り出せば良くないですか?
当然そこには需要があるでしょうから、
質が高いものであれば、一定数は売れるでしょう。
他にもインスタのツールとか、サイト作成ツールとか、
最近流行のTikTokツールとか…
売れると分かりきっているものがそこに見えているのに、
やらない理由はなんでしょう?
なんで大変な思いをして、
売れるかどうか分からない新しいものを探すんですかね。
ちまたに売れているものがあるのであれば、
それを研究して、少し改良すればいいと思ったりします。
他にも、例えばXステップはお金を稼ぎたい人を
ターゲットにして作られていましたが、
同じような性能で一般のフォロワーを増やしたい人たち向けに
商品やレターを作り替えれば、
また別の層の人たちに売ることができるでしょう。
日本のビジネスモデルを別の国に持っていって成功する、
という感じですね。
あるいは単純に価格を安くするのもアリです。
既存のツールとほとんど同じ性能のものが、
既存のものよりずっと安く買えるとなれば、
お客はそこに価値を見いだします。
シェアを奪い取ることができるでしょう。
まあ完全コピーはアウトですが。
新しさだけが価値になるわけではないのです。
まったく新しいものを新たに生み出すというのは非常に難しいし、
リスクも大きいです。
既存のものを改良したり、売る場所や対象を変えたり、
価格を変えたりすることも十分お客にとっての価値になります。
これはツールに限った話ではないです。
どんなビジネスでも一緒です。
たとえ既に似たような商品があるとしても、
一部を改良したり、
コンセプトを変えたり、
ターゲットを変えたり、
集客経路を変えたり、
価格を変えたり…
そういう工夫をすることによって、
いくらでも需要は生み出せます。
きちんと売る方法や集客の方法を学べば、
サラリーマンの給料を超えるくらいならあっさりでしょう。
それどころか、まったく同じような商品を、
まったく同じようなセールスレターで売ったって、
ある程度は売れるでしょう。
ライバル商品より先にあなたの商品を知ったお客は、
あなたからその商品を買うでしょうから。
(まぁこれは批判を受ける可能性がありますが)
起業のネタがないとか、商品のネタがないとか、
ブログのネタがないとか、そういう悩みを抱えている人は、
たいてい新しいことをやろうとしています。
確かに新しいことが成功すれば
莫大な利益を得られる可能性がありますが、
堅実に成功したいなら、
新しさ以外の場所で勝負したほうがよほど簡単ですよ。
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