こんにちは、れおぽめです。
誰かを説得しようとするとき、
あるいは自分の商品を買ってもらおうとするとき…
もっとも重要なことは何か分かりますか?
それは相手にあなたのメッセージに耳を傾けてもらうことです。
当たり前の話ですね(笑)
例え、どれだけ天才的なコピーライティングを身につけて、
どれだけお得なオファーを用意しても、
相手が話を聞いていなければそれまでです。
メッセージを聞かずに説得される人なんていません。
そもそも、コピーライティングには3つの壁があると言われます。
読まない壁(not Read)
信じない壁(not Believe)
行動しない壁(not act)です。
実際は、これに加えて理解しない壁(not Understand)というのもあります。
この中で最優先してクリアしなければならないのは、読まない壁です。
お客さんに打ち出したメッセージに気づいてもらえて
やっとスタートラインに立てるのです。
だからこそ、企業のチラシはデザインを必死に工夫するし、
テレビ広告は有名な俳優を起用して、面白いストーリーを組み立てたりするのです。
ちなみに、聖書がなぜ物語形式になっているのか分かりますか?
あれは読まない壁と理解しない壁を突破するためです。
聖書って、世界で最も読まれている本なんですよね。

チャットGPTに聞いたところ、
約50億部読まれているそうです。
えぐいですね(笑)
しかも、一回読んで終わりではなく、
何度も読む人も多いのが聖書です。
聖書は物語形式になっているからこそ、
ここまで普及したと言っても過言ではありません。
人間って難しそうな理論や理屈をグダグダと並べ立てても、
ほとんどの人は理解しないし、興味も持ちません。
学者とか、専門家は別です。
難しい本が大好物ですからね。
でも一般人はそうじゃない。
なにせ昔の人は今よりも学がないですからね。
文字の読み書きさえできない人がほとんどだったわけです。
しかしそういう人たちでも、
キリストによる数々の奇跡のエピソードは面白いし、
物語やキリストのセリフを通してキリスト教の教義が理解できます。
イスラム教も仏教も同じですね。
もしああいう教典から一切の物語を排除したら、
それらの教義に興味をもつ人や教義を理解できる人はぐっと少なくなり、
結果的に宗教があれほどの勢力を持つことはなかったでしょう。
人を説得し、人に行動を起こさせるためには、
何よりもまず人の注意を引き付けるところから始めてください。
記事のタイトルやメルマガの件名、文章の冒頭などのつかみは最重要です。
ここで手を抜くと、その後どんな素晴らしいメッセージを用意していても、
それを目にする人は激減します。
アメリカの有名コピーライターである
シュガーマンは次のようなことを言っています。
「文章の1行目は2行目を読ませるためにのみ存在する。
2行目は3行目を読ませるためだけに存在する。
3行目は4行目を読ませるためだけに存在する…」
もちろんこれは極端な例えですが、
それくらい読ませるということは重要なのです。
冒頭で惹きつけられ、立板に水を流すように、
夢中で文章を読み進めるうちに、気づいたら記事を読み終わっている。
そういうのがもっとも反応を得られる文章です。
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